水分の調整になぜ木チップを使うの?
水分の高い原材料を醗酵に適切な水分に調整するわけですが、多く使われているオガクズやモミガラでは、醗酵後に分別が困難で、そのまま増量材となってしまうのです。
また、オガクズやモミガラの醗酵には、半年ないし1年の醗酵期間が必要といわれています。これでは、その間の醗酵につかう処理面積が多大なものとなり、その分、コストがかさむことになります。そこで、醗酵後、簡単に分別できる4~5cm角の木チップを利用するのです。分別した木チップは、再度、水分調整材として利用します。