一次醗酵槽って、どこが違うの?

大きな点は、給排気の仕組みにあります。原料中に差し込んだエアレーションパイプにより、エアの吹き込み、排出を行い、空気の流れを作ってやり、より効率的 に通気性を確保することができます。密閉型の醗酵槽を利用していることから微生物への酸素供給を強制的に行う必要があるからです。また高温を維持し、病原 菌、種子などを死滅させるため、攪拌などは一切行わないのも特徴の1つです。

このように、エアレーションを重視した醗酵槽は、近年では大手の環境機器メーカーにより開発がなされていますが、原料内部にまで平均して通気を行う、エアレーションパイプを設置した形のものはありません。