コンポスト化施設のリプレース

汚泥の肥料化を行う施設のほとんどは中小企業であり、設置年数が50年を超えているものも多く、設置当時の技術者も多数が引退しております。また廃棄物処分業の許可は設置当時の基準等により発行され、ほぼそのまま更新されておりますので、古い基準のまま運営している施設も多くあります。このようなことから既存の施設を運営されている企業様には以下のような潜在的な問題があるかと思います。

注)技術的な問題があり生産される肥料にも問題があるように見えますが、各種有害物や肥料成分についてはほとんどの事業者が順守していると思っていただいて良いかと思います。ただ、上記の問題をクリアすると、施設内の環境・作業性や肥料の品質の向上、施設そのものの延命措置になる等様々なメリットがあります。

  • 施設の建築物自体が老朽化している。
  • 設置当時の処理方法がマニュアル化されているため、原材料となる廃棄物の組み合わせによっては不適切な処理を行っている場合がある。
  • 廃棄物収集の営業担当者の専門的知識が不足していて、関係法令・基準等はクリアしていてもコンポスト化に不向きなものを処理している場合がある。
  • 設置当時の購入設備が古く、生産中止などになり、代替えの設備にどんなものを選択すれば良いのかわからない。
  • 今までは主に汚泥系のものをやっていたが食品系のものの処理量を増やしたいがどうすれば良いのかわからない。
  • コンポスト化と他の処理方法を組み合わせた施設にしたいがどうすれば良いのかわからない。

上記のような問題に対応できるかと存じます。弊社では自社のコンポストシステム以外の処理方法についても経験があり、施設全体の設備の入れ替えまでは出来ないが検討したいという企業様のお役に立てることもあるかと思います。抱えている問題を提示いただければ自社設備以外のご提案もさせていただきます。

実際の流れとしては、お客様の施設へのご訪問し、現状確認の上、具体的な問題などをお聞きし、解決案の概要を提出いたします。概要書をお読みいただいて具体的な計画書を作成いたします。(具体的な計画書の作成は有償とさせていただきます。)